おおいたのお米で育てた牛肉 大分県酪食肉公社の豊後・米仕上牛

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豊後・米仕上牛のヒミツ5

オリーブオイルにも沢山含まれる上質な脂肪酸(オレイン酸)が豊富

「霜降りの入った牛肉食べたいけど、やっぱり脂だから食べるのを躊躇してしまう・・・でも美味しそうだからやっぱり食べたい」 あなたもこんな葛藤の経験ありませんか?実際、私たちも直売所や焼肉店で直にお客様と接していると、本当によくこのようなお声を耳にし ます。特に女性お客様から。“霜降り=悪いもの”という思い込みが強いように感じます。確かに一昔前までは牛肉 の脂が「コレステロール値を上げる」「太る原因になる」などと言われてきました。が、最近の研究では逆に牛肉の 脂がコレステロール値を低下させる作用があることがわかってきました。その作用の鍵となるのがオリーブオイル などにも多く含まれる上質な脂肪酸の“オレイン酸”です。

このオレイン酸が肝臓のLDLレセプターの活性低下を回復し、結果的にコレステロール値を減少させることが分 かってきました。もちろん過度の摂取は体には良くありません。“さじ加減、適度な量”が大切です。 豊後・米仕上牛はこのオリーブオイルにも沢山含まれる上質な脂肪酸“オレイン酸”が豊富に含まれています。

なぜオレイン酸が豊富に含まれているのか。それは、出荷までに200kg以上の飼料米を給与しているからです。
飼料米を給与することで、オリーブオイルにも沢山含まれている上質な脂肪酸、オレイン酸の濃度が上がると言われています。下の図は米 仕上牛とサンプル牛のオレイン酸濃度を比較したグラフです。


豊後・米仕上牛とサンプル牛のオレイン酸含有量の比較図 日本食品分析センター調べ

牛はお米をそのまま食べても体の中で分解できないため、飼料米と言っても与えるのにひと手間もふた手間も加工の手間がかかります。そのため、お米を給与している牛は全国的に少ないです。豊後・米仕上牛はそのブランド名に“米仕上”を冠しているように、
その手間ひまをかけて飼料米を給与しています。

一般的に牛肉の場合オレイン酸濃度が50%あると多いと言われています。(脂肪酸中のオレイン酸の含有量の割合) また、オレイン酸の含有量が多くなると脂肪の融点が下がり、口どけが良くなります。体内で脂が固まりにくくなるので体にも良いとされて います。

「霜降りは食べたいけど、やっぱり脂だから食べるのを躊躇してしまう・・・」という方にも気にせず美味しく食べていただけるように脂 の質にもこだわっています。

*オレイン酸とは、オリーブオイルに多く含まれる脂肪酸で、悪玉コレステロールを減少させ、心疾患予防にもなると言われています。また、 人間の肌に一番多く含まれている脂肪酸であるため、小じわなどを抑制・改善する働きがあると言われています。